沼田公園の桜

去る4月5日、群馬県沼田市にお邪魔しました。
・・・青春18切符使って。移動は、全部鈍行列車!
そういうの、23歳の春、大学卒業直前に大阪に行って以来だから、
久しぶりだなあ。
あれから、9年も経つのか〜〜〜。(しみじみ)


今回の目的は、マイミク:おかぴんさんの新居訪問。
婚約者:Mayuちゃんのご近所に引越して、
3月末から新生活をスタートさせたという。


【引越し直後のおかぴんさんのコメント】
「新居は広いですよ〜〜〜!新築だし、オール電化だし。
いつでも遊びに来ていいですよ!」


お言葉に甘え、そのわずか10日後に押しかける私!
さすがに、あつかましかったかも。
・・・だって、18切符が使える期間に、
たまたま3連休が取れちゃったんですもの。
ワガママ言ってすいません!>Mayuちゃん、おかぴんさん


ちなみに。藤枝から東京までが、3時間30分。
そこから上野へ出て、上野〜沼田間が3時間。
計7時間弱の道程を、鈍行に揺られてゆったりと進む。


途中、品川・戸越銀座のエッグファームズに立ち寄って、
「カシュ・カシュ」の詰め合せを受け取る。
これは、ふんわりとしたスポンジで、苺・あんず・栗などを包み、
たっぷりの生クリームを乗せた、話題の新商品。
前回お邪魔した時に、あまりにおいしかったので、
お土産用にと、前日の深夜に、
マスター:黄味さんブログに書き込みしてお願いしたのだが、
黄味さんによれば、作るのに大変時間がかかるので、
本来前夜の予約では無理なのだそうだ。
・・・それを、特別に間に合わせて下さったのだとか!
その節は助かりました!ありがとうございました!
>Marさん、黄味さん
ランチご一緒できて楽しかったです!
>リルさん、ふーじぃさん、お弟子さん
・・・その時の模様も楽しかったのですが、都合により割愛。
詳しくは、リルさんブログをご覧下さい。
http://happy.ap.teacup.com/applet/shanghai/20070405/archive


実は、群馬県に行くのは今回が初めて。
埼玉県を通り抜けると、針葉樹と渓流と段段畑がだんだん増えていく。
その脇に、伝統ある風格の旧家が垣間見え、
遠くには、春なお雪深い山脈が連なる。
・・・車窓の風景から、
この地の自然の厳しさと、歴史の深さを、ふと感じた。


ネットで下調べした時に見た地図によれば、これから行く沼田は、
駅の近くに市民の憩いの場となっている城址公園があって、
そこは桜の名所なのだそうだ。
同じく藤枝市民の憩いの場:金毘羅山、蓮華寺池公園では、
山いっぱいに植えられたヤマザクラが満開になっており、
さながら、サクラ色の霞に覆われたような景色である。
・・・ふと思った。
「沼田公園の桜を見たい」
そこに行けば、桜にも、沼田のお土地柄にも触れられる気がする。

そこで!沼田駅でお出迎えして下さったMayuちゃんに、
早速お願いして、連れてって頂きました!
・・・桜、まだ咲き始めでした。残念!
見所は、樹齢400年と言われる、殿様お手植えの桜の大樹。(写真)

公園の正面突き当たりの高台にあり、ライトアップされていました。
枝の広がりが見事!満開になったら、すっごくキレイなんだろうなぁ。
・・・フラッシュ撮影すると、プチ夜桜状態。


Mayuちゃんによると、こちらでの桜の見頃は、4月中旬なのだとか。
桜はまだつぼみが固く、代わりに、随所で梅が咲き誇っていました。
この日は幸い、とても暖かかったのだけれど、
まだまだ朝晩は、氷点下にもなるほど冷え込むのだそうです。
・・・そういえば、おかぴんさんにも前日、
「こっちの寒さをナメちゃいけません!
新潟に近い地域なんですから。薄着で来ないで下さい!」
と力説されたっけなあ。
まさに、「春はこれから」という風情でした。


藤枝の桜が、一気に温かくなった陽気に押されるように、
開花とほぼ同時に葉桜になって、
雨と共にあっという間に散ってしまったことを思えば、
これからじっくりと愛でる「春」を、堪能できて良かった。