告白。


日付が変わる頃、親友から携帯に着信が。
しかし、出るとすぐに切れてしまった。


掛け直しながら、ふと考える。
『・・・こんな時間に。何かあったかな?』
親友は思い悩むことがあると、時折夜更けに電話してくることがあった。
しばらくコールしたが出ない。
まあ、すぐに出ないってことは、切迫した様子でもなさそうだ。
電話を切り、しばらく様子を見ることにする。


と、30分ほどして、当人から着信が!
「どうした?」
と声を掛けると、
「ん・・・着信が、あったからね。掛けてみた。」
「その前に、そっちから着信があったよ?」
「・・・え〜〜〜?わかんない。」
ちょっと甘えるような、舌足らずな口調。
どうやら酔っ払って、間違えてかけてしまったようだ。やれやれ。


ともかく、ツッコミでも入れとくか。
「酔ってるでしょ?」
「ん〜〜〜?うん!(笑)」
合間に、そばにいるらしい飲み友達と、楽しげにやり取りしている。
まあ、無事ならいいや。


「わかった。楽しんできてね。」
と電話を切ろうとすると、ふと親友から呼び止められた。
「マキちゃん!」
「・・・ん?」
「愛してる!!!」
・・・ありがと。(照)


まあ、酔っているとはいえ、
親友からそう言ってもらえることは嬉しい。


「私も、愛してるよ!」と返しておきました。
・・・しらふで言うのは照れるなあ。