梅さんにお別れを。


先日、以前私が担当していた入所者・梅さん(男性・仮名)が亡くなられた、と聞いた。
享年90歳。
脳梗塞の後遺症で、右半身マヒと失語症があったけれど、
笑顔のステキな、愛嬌のあるかわいらしいおじいちゃんで、職員達からも愛されていました。


おととい、仕事帰りに、お通夜に行ってきました。
誤嚥性肺炎のため、病院に入院してからは、だんだん食事も摂れなくなり、
この二か月は、ほとんど寝たきりで、点滴で過ごされていたとか。
そのせいか、お顔を拝見した時には、すっかり痩せてしまっていて、
一緒に行った同期のもっちゃんと二人で、涙が止まりませんでした!
最期は、家族・親戚揃って見守る中、息を引き取ったそうです。
職員だけでなく、もちろん、ご家族皆に愛されていたんだね。


頑張ったね、梅さん!大往生だったね!(号泣)


帰り際、ご遺族から声を掛けて頂いた。
「親戚の皆で、折り紙に一枚ずつお別れのメッセージを書いて、出棺の時にお棺に入れるんです。
よかったら、書いて下さい。」
ご遺族のご厚意で、私達も書かせて頂きました。恐縮したけど、きちんとお別れさせて頂けるのが、嬉しかったです!
とはいえ。書いてる間も、元気な頃の笑顔が脳裏に浮かんで、また泣けて…。
その折り紙でツルを作ったんだけど、どうしてもぶきっちょに。(苦笑)


梅さん、どうか、安らかにお眠り下さい。