つばめ!


九州新幹線つばめというのがあり、
博多から特急リレーつばめというのも出ていて、去年の今ごろ乗りましたが、
今回は、野鳥のつばめの話。


職場の中庭には、外敵の侵入が少ないからか、毎年ツバメが子育てに来ます。
2階の窓辺では、飛行練習の合間に羽根を休めるツバメが、至近距離で見られます。


・・・ね。こんな感じ。


斉藤茂吉の短歌で、
「喉赤き つばくらめふたつ 梁に居て
たらちねの母は 死にたまふなり」
というのがありましたが、
・・・ホントにノド赤いんだなあ、としみじみ実感。



2匹並んでクリクリ動いているのを見ると、
何だか気ままに語らっているように見えて、ほのぼのします。


でね。5月から来ていた彼らも、7月にもなると、
子育ても2回も終わって、もう間もなく巣立ちなわけですよ。
子どもらなんか、すっかり親とおんなじサイズになってて、
すでに巣は、子どもだけでギッシリ!定員オーバーです!
・・・一体、親はどこで寝てるんだろう?


夜勤の合間に見てますと、
空が白んでくる少し前、午前3時30分ころから、
子どもらはしきりにエサを求めて、一斉にピィピィ鳴くわけですよ。
一方、必死に飛びまわって、せっせとエサを運ぶ親鳥。
・・・33歳で実家に居候してる自分と、何だか重なって見えてね。
「・・・すまないねえ。」と、思わずつぶやいてしまった夜勤明け。