春眠。

昨日はホントに暖かくて、夜勤明けでパソコン作業しながら、ついウトウト…。
帰り道に見た、近所の土手のサクラも盛りを迎え、
「春だねえ…。」
と、日だまりでつい、顔がほころぶ。

そのポカポカ陽気の中、お布団で昼寝する心地良さ!
ぜいたくだなあ…。
「春眠、暁を覚えず」とは言うけど、ホントに寝たくなるねえ。


さて、我が家のおひなさま達も、お昼寝してますよ。

うちは農村部なので、ひな祭りも七夕もひと月遅れでやるので、
今年も4月初めに、母と祖父(84歳)がおひなさまを出してくれました。
姉が嫁いだ後も、姉の七段飾りを飾っているんですが、
その七段を階段状に組み立てるのが、だんだん面倒になってきて、
最近は披露宴みたいに、テーブルに並んで飾ってます。

片付けるのが遅れると、娘の婚期が延びるそうで、
嫁ぎ遅れの娘(私?)を心配してか、母が昨夜のうちに、ことごとく寝かせてくれていました。

註1)
私の地元では、片付けの前夜(大体4/4の夜)写真のように寝かせておくのが習わし。


お内裏さま、おひなさまと一緒に、天神さまも寝てます。


…窮屈そうです。

註2)
静岡県藤枝市焼津市では、男の子向けのひな飾りとして、
学問の神様:菅原道真をモデルにした「天神さま」を飾る風習がある。
男の子が賢くなり出世できるようにとの願いが込められ、男の子が生まれたお祝いに親族が贈る場合も多い。
一方で、子どもの日には男の子用に、鯉のぼりも五月人形も飾るので、
この地域の男の子は、年に二回もお祝いしてもらえる。
…いいなあ。


余談ですが、私用の天神さまもあります。
私がまだ生まれる前に、親族の方から、
「初子がお嬢ちゃんなら、次は男の子でしょ!」
という期待を込めて頂いたそうなんですが、二番目も娘で…。(苦笑)
とはいえ、せっかく頂いたので、有り難く飾っておりました。
…私が婚期延びてるどころか、趣味が男の子っぽいのは、天神さまの影響かも?