「人形療法」とな?

先日ミクシニュースで、こんな記事見つけました。

________________<認知症>高齢者への「人形療法」に効果 滋賀県立大 (20日 13:32)


認知症の高齢者に赤ん坊の人形を渡すことで気分を落ち着かせる「人形療法」は、
それぞれの背景に合わせて使えば大きな効果があるとする研究結果を滋賀県立大の畑野相子准教授らがまとめた。
01年ごろに紹介されたものの期待ほどの効果が出ず、現在も続けている施設は少ない。
教授は「療法として確立させたい」と話す。
毎日新聞

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…なるほど。


そういえば最近、職場(高齢者施設・認知症専門棟)で、
入所者のアイドル:ハマさん(98歳・女性・ワンレンで色白でお目目ぱっちり)に、ウサギのぬいぐるみ渡したら、
最近元気なかった彼女が、顔クッシャクシャにして喜んじゃってたなあ。


しかもぬいぐるみ、巨大だったし。
イスに座ったハマさんに持たせたら、ハマさんより大きくて、
何だか、がぶり寄りされたみたいになってたし。(笑)
ハマさん、よほど気に入ったようで、ギュッと抱えたままお昼寝してました。


ついでに。陽気なスーさん(88歳・女性・いつも笑顔でお散歩中)が、何となく落ち着かない様子だったので、
クマのプーさんのぬいぐるみを渡してみました。
スーさん、手触りが気に入ったらしく、しばらくニコニコと触ったり撫でたりしてましたが、
ふと見ると、プーさんの足に噛み付いてました!かっぷりと!
…噛み応えも、気に入ったらしい。(笑)


そんなことを記事読みながら思い出して、何だか納得してしまいました。
でも記事の赤ちゃん人形の写真見たら、何だか妙にリアルで、怖い。
夜中にふと目が合ったら、もう…。(泣)


あとね、夕方になると、
「うちの赤ちゃんにご飯をあげないといけないから、早く帰らせて下さい!」
と不穏になる人もいるんですよ。
赤ちゃん人形が逆効果になる場合もありそうだなあ。


そんなわけで、ぬいぐるみもアリかなあ?と思いましたよ。