「この人鉄道ファンかも?と思う瞬間ランキング」とな。

先日ミクシニュースを見てましたら、こんな記事見つけました。
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「この人鉄道ファンでは?」と思ってしまう瞬間ランキング

1位 電車の車両に詳しい
2位 発車メロディを聞いただけでどの駅がわかる
3位 乗換案内が完璧
4位 鉄道模型が家にある
5位 鞄に時刻表が入っている
6位 旅行の目的が電車に乗ること
7位 時刻表検定試験を受けたことがある
8位 切符や駅スタンプを集めている
9位 駅名についてのうんちくがある
10位 ホームアナウンスや車内放送が言える
11位 鉄道博物館には何回も通っている
12位 携帯電話の着信音が電車の発車メロディ
13位 発車メロディーのCDを持っている
14位 全国の駅弁に詳しい
15位 携帯電話の待受画面が電車の写真
16位 寝台列車についても詳しい
17位 廃線跡めぐりが趣味
18位 電車の先頭車両に乗って運転席を眺めている
19位 国内旅行は飛行機ではなく電車の旅
20位 駅名やトレインヘッドのストラップを付けている
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…ふむ。
鉄道ファンと一口に言っても、愛し方はそれぞれで、
それぞれにそれなりの奥深さがあります。
熱心な鉄道ファンだからといって、ここに挙げられた項目全てをマスターしているわけじゃないし、
あるいは、それ以外のさらに深いところに面白さを感じている人もいるでしょう。

私の場合は、自分では、
電車で移動するのが好きな方なので、鉄道好きだと思ってますが、
人からは、
「電車の写真撮るの好きなんだ!ひょっとして鉄っちゃん?」
と言われます。

確かに旅先では、
「見慣れない電車だぁ〓わーーーい〓」
と、新宿やら博多・名古屋あたりで、駆け寄って携帯で撮ったりしてますが、
もっともっと詳しい鉄道ファンが身近にいますので、
あまり知識のない私が『鉄道ファン』と自称するのも、
何だかおこがましい気がします。

ところで。
気になったのが、今回のランキングについて書かれた、以下のコラム。
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【コラム】
話し相手の《鞄に時刻表が入っている》のに気づいた時や、《電車の先頭車両に乗って運転席を眺めている》人を見かけた時などに、
「あれ? この人ひょっとして鉄道ファンなのかな」
と思うことってありますよね。

最も「この人鉄道ファンかも?」と思ってしまうのは、
会話をしていて妙に《電車の車両に詳しい》時。
ただし、「さっき見た車両って新型なんだよね」と喜んでいる程度であればまだまだ普通の人です。
「クハ」と「モハ」の違いについて語り出したり、
「東急は1000系だけど京急は1000形なんだよね」と「系と形」の使い分けをしたりするようなら
鉄道ファンの確率は高し。

「《時刻表検定試験を受けたことがある》」なんて言いだしたら、
かなりハイレベルな鉄道ファンと認定してもよいでしょう。

鉄道ファンとひと言で言っても「模型鉄」、「撮り鉄」、「乗り鉄」とさまざまなタイプがありますが、
鉄道模型が家にある》「模型鉄」や、
部屋に鉄道の写真を飾っている「撮り鉄」は、
比較的わかりやすいタイプ。
旅の話題を振る必要がある「乗り鉄」はわかりにくいタイプに属しますが、
観光とは無縁のマニアックな地域に行く人がいたら、
廃線跡めぐりが趣味 》の乗り鉄という疑いが濃厚です。
寝台列車についても詳しい》ならまず間違いなしですね。

また最近は、携帯電話から鉄道趣味が露呈するケースも多いようです。
携帯電話は持ち主の趣味が色濃く出るアイテムですが、
《携帯電話の着信音が電車の発車メロディー》になっている、
《携帯電話の待受画面が電車の写真》、
《駅名やトレインヘッドのストラップを付けている》
――こんな人がいたらもう疑う余地はありません。

会話の相手が鉄道ファンとわかった時に、
「鉄道のことはわからないしなあ……」と心配する人もいるようですが、
彼らも知識を披露することを楽しんでいるので、こちらが鉄道に詳しい必要はありません。

身の回りに1人いると、
《乗換案内が完璧(webなどで調べなくてもわかる)》、
《全国の駅弁に詳しい》
など、電車での移動時に活躍してくれるので、
機会があれば友だちになってみてはいかがでしょうか。
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…何だか、書き手は女性だけど、明らかに鉄道ファンじゃないよなあ。
鉄道ファンに対する視線が、冷めているというか、かなり引き気味なんですよね。

コラム読んでから、改めてランキングを見てみると、お題も、
「この人鉄道ファンかも?と思った瞬間」
というよりは、
「ひょっとしてこの人『鉄道マニア』?と引いてしまった瞬間」
に見えてしまった。

中盤には、「隠れ鉄道ファンの見分け方」みたいな記述が並び、
締めくくりは「鉄道ファンとの上手な付き合い方」ですし。

鉄道ファンって、浅い深い含めれば、けっこうあちこちにいると思うのになあ。
引いちゃう対象としてではなく、もっと身近に感じて欲しい気がしました。