演劇やります。

今月中旬、また舞台出演することになりました。
静岡県藤枝市の飽波神社(あくなみじんじゃ)の、しかも境内じゃなくて拝殿で!
以下、ご案内です。
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志太お茶の香演劇祭2009
「藤枝の文学・小川国夫先生追悼公演」

志太お茶の香(しだおちゃのか)演劇祭は、志太平野(焼津、藤枝界隈の地域)の知的財産をテーマにし、複数の団体が作品を発表するというもの。
今回は一昨年亡くなった、地元藤枝を代表する小説家:小川国夫氏の追悼公演と銘打ち、
小川作品を題材に、飽波神社で行います。


日時:10月17−18日 17時開演(20:30終演予定)
チケット代:2000円


演目:
【舞台】
「黙っているお袋」演出:小池吉徳
(ストーリー)母の臨終に駆け付けた兄弟。しかし、何故か末弟とは連絡がとれず。
弟を連れに行く先で、主人公は、意外な真相を知る…。
(見どころ)地元の高校演劇部OBが久し振りに集結!作品解釈をめぐって話し合いを重ねました。随所に見られる地元ならではの方言もお楽しみ下さい。


「骨王」演出:仲田恭子
(ストーリー)舞台は紀元前の中東のある村。
ブドウ農家の青年ゴ・ニクレは、隣国の民が大国に攻められて酷い扱いを受けていると聞き、
正義感から立ち上がり、村人たちを引き連れて加勢に行く。
村に残された彼の伯母の視点から、闘いの推移とそれに伴う彼の評判の変化、戦の意味などを淡々と描く。
(見どころ)旧約聖書を題材にした、戦争や人間のエゴの本質に挑んだ作品。
東京の俳優二人による演技と、独特の仲田恭子演出が光る。
今年5月の試演会とは趣向を変えて、装いも新たに上演。


【短編映像三本のオムニバス上映】
「他界」監督:高野貴子
(仲田恭子さんによる見どころ)高野さんの作品には、地元の名士のご年輩が数名登場!藤枝静男研究家の青木鉄夫氏も!
2009年優秀演劇人賞受賞俳優・渡辺敬彦氏も出演!
そして風景は藤枝の風景。高野さんのレンズ越しの切り取り方、フォーカスは本当にぐっときます。

「ハシッシ・ギャング」監督:小沢和史
(仲田さんによる見どころ)小沢さんの映画には、ダンサーの金崎さんや、夫のぐにゃりも出演。
もっといろいろたくさんいろんな方が出演。
ちなみに小沢さんはヌートリアン祭で映像記録担当されてた方です。
小川世界の一部に小沢さんの神経細胞が入り込んで、独特の映像作品がお目見えします!

マグレブ、誘惑として / 駅の明かり」監督:与那覇政之
(仲田さんによる見どころ)飴屋法水さん、U・フィールドの井上弘久さん、ほか、こちらも豪華な面々。
地元のいい感じの喫茶店や、小川先生もおそらく密会に使っていたに違いない料亭など(実際私にはそこに気配が見えた)、
地元のかたがたの協力も得て、重厚な世界を製作!


【会場アート】
版画家:青木祐輔氏によるアート
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よろしければ、お越し下さいませ。