最近買った本



最近どうも、上京するたびに、帰りに新宿・紀伊国屋書店に寄って、
本をまとめ買いするのがパターンになってきている。


本自体は、地元書店でも買えるようなものが大半なんだが、
その地元書店にも、お店によって、ジャンルの得手・不得手があるらしく、
気になった新刊をまとめて買おうとしても、
どれかが置いてない場合がほとんどなのだ。
・・・古本屋に入ると、大抵目的の本がない代わりに、
予想外の本を、うっかり全巻セットで衝動買いしちゃって、
「私、何を買いに来たんだろう?」
と、店を出てから立ち尽す時あるしね。


一方、なかなか見つからない本が置いてあると、反動で、
そのお店で、他のメジャーな本も一気に買いたくなる。
「この本を置いてくれてありがとう!」
っていう、ご祝儀みたいなもんです。
・・・どうしても見つからない時は、さすがにネットで取り寄せるけど、
ひいきの作家さんの新刊が、地元書店で平積みになってるのを、
ちょっと期待する思いもあるのよね。

________________________


さて、最近購入したラインナップはこちら。


「マンガに人生を学んで何が悪い?」夏目房之介
うつうつひでお日記吾妻ひでお
「やきもの鑑定五十年」中島誠之助
「レナード現象には理由(わけ)がある」川原泉
風光る(20)」渡辺多恵子
カミヨミ(4)」柴田亜美
鉄腕バーディーゆうきまさみ
「銭(ぜに)(4)」鈴木みそ


・・・いずれも、ひいきの作家さんだらけである。(照)


吾妻さん作品を初めて読んだのは、実は前作「失踪日記」なのだが、
壮絶な放浪の実態を、淡々とポップに綴った前作が面白くて、
こちらも購入。
前作とは違って、こちらは日記がメインなのだけれど、
うつや仕事、読書を巡る体験が、散文調に綴られていて、
よく読めばけっこう切ない日常ながら、読後感は非常にポップだ。
うつ病の友人・知人が多い私にとっては、彼らの心理を追体験する上で、参考にしてみたり。

________________________


ところで。
夏目さん講演会のチケットもゲットしました!
9月18日(祝)13:30〜「孫が読む漱石
・・・まだシフト確定してないのだが、行けるといいなあ。