ユメ…?


本日夜勤中にて。


先ほど、仮眠時間に夢を見た。
…いや、眠りが浅かったからか、目が覚めるまでは、現実のように感じたんだけど。

______________________


その時私は、父の車の後部座席に乗っていた。
周りには家族がいて、一緒に車に乗って移動していたらしい。
…なのだが何故か、私だけは、周りの家族と会話もせず、一人でマンガを読みふけっている。


読んでいたのは「銭」(鈴木みそ:著/エンターブレイン)というマンガで、
身近な商売のカラクリを解き明かしながら、そこに関わる人々の生き様や葛藤を描く作品。
…私の愛読書である。


その最新刊に収録された、という設定の、
「人格改造セミナーと、そのイベントにまつわる、金儲けのカラクリ」
という話を読んで、
参加者の精神を高揚させて、金を際限なく出させる手口の巧妙さに、あざといと思いつつも、
「上手いなあ。(苦笑)これをかわすのは、なかなか至難の業だなあ。」
と、カラクリを解き明かすくだりの劇的な描写に、引き込まれている。


ところで。
物語が佳境に向かうにつれ、合間に車窓の風景がカットバックされる。
どうやらドライブも、目的地に近付いたらしい。
その風景は、毎年夏休みに行く、おばあちゃんの家(父の実家)に向かう道で、
すぐそばまで来ているようだ。


マンガの方は、急展開を迎え、目が離せない!
ところが、こちらも、妙なことが起こった。
父の車は、実家を目の前にして、何故かまだ辿り着かないようなのである。
あの角を曲がれば到着!と思って行ってみると、
角の先には、さらに道が続いている。
仕方なく、別の道から回り込むが、実家のあたりに来ると、他の場所に出てしまい、
いつまでたっても辿り着かないのだ!
…万事休す!

______________________


という所で目が覚めた。
悪夢、という訳ではないのだが、何となく後味の悪いユメだった。
…おばあちゃんのお墓参り、行ってみようかなあ?
今年のお盆には、仕事で行けなかったし。