デュエット!「真っ赤なスカーフ」


去る2月11日、ギルさんと一緒に、
マイミクのカズキさん主宰のアニソンカラオケに参加した時のこと。

カズキさんをはじめ、リルさん、リキさん達と、
先日取り上げた「真っ赤なスカーフ」談義の話になりました。
そこで、リルさんのだんな様で、熱心なヤマトファンの、
Tさんの解釈は秀逸だなあ、という話に。


ちなみに、Tさんの解釈を、リルさんのコメントから引用します。

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Tさんの意見を聞いてみました。
まず、女の子は今現在スカーフを振っているのではないんですよ。


Tさんの解釈では、この歌は、ヤマトに乗っているふたりの男性乗組員が話している場面が浮かぶんですね。


「この船が出るとき、真っ赤なスカーフを振っている娘がいたなー。
あれ、誰のためだったのかな。」
「誰のためでもいいじゃないか。みんな自分のためだと思っていれば。」
「そうだな。」
この辛い旅には、そのくらいのロマンが必要だ…とふたりは納得する。


…まぁ、こんな感じだそうです。

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なるほど。
あの会話は、名もない二人の乗組員の会話という所がポイントなのだなあ。
・・・すとん、と、腑に落ちた私達。
さすがTさん!ロマンをわかってらっしゃる!


(ちなみにTさんは、声優として「大ヤマト」にも出演していらっしゃいます。
更に、ヤマトのCG製作まで担当していらっしゃるのがすごいです!)


なので。今回は特別に、Tさん説を踏まえて歌うことになりました。
・・・つまり、男性二人によるデュエット。

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まず、男性Aパートをリキさんが歌います。
♪〜あの娘が振っていた真っ赤なスカーフ
誰のためだと思っているか〜♪


男性Bパート:ギルさんが続きます。
♪〜誰のためでもいいじゃないか
みんなその気でいればいい〜♪


ここからは二人揃って歌います。他のメンバーはコーラス担当。
♪〜旅立つ(たび〜〜だつ〜〜)男の胸には(ムネ〜〜には〜〜)
ロマンの(ロマ〜〜ンの)かけらが欲しいのさ(ほ〜〜〜しい)


更に!リルさんによる女性コーラスが入ります!
♪〜ラララ ラララ(ら〜ら〜〜らら〜〜〜)
ラララ ラララ(ら〜ら〜〜らら〜〜〜)
ラララ 真っ赤なスカーフ〜♪

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・・・いやあ、もうね。
ささきいさおさんの朗々とした歌声のオリジナル版は、もちろん素晴らしいんだけど、
こうしてパート分けして歌うと、
「皆で力を合わせて歌った!」って感じがするというか、
歌の世界観がまた広がったというか。
何より、Tさんの解釈を踏まえて、
この歌を「男性デュエット曲」として完成させてしまった、
皆さんのイマジネーションとチームワーク、表現力がステキでした!

リルさんからは、
「この世界観の中には、女性は入れないのよね。
だからコーラスくらいしか参加できないの。」
というコメントが!・・・名言です。


また機会あれば聴きたいなあ。
・・・それまでに、女性コーラス練習しときます。