ガンダム、大地に立つ!

…立ってましたよ、ガンダム。お台場に。


昨日夜勤明けで新幹線飛び乗って、見に行ってきました。
…いやあ、すごい人だかりでした。
仕事柄、カレンダーに関係ない勤務なので、巷は三連休だったことすっかり忘れてましたが、
つくづく実感しましたよ。


だってね、JR東海道線で新橋で降りて、
すぐ隣のゆりかもめの新橋駅に向かったら、
駅の入口の階段のところから、既に行列が始まってるんだもの。(汗)
ゆりかもめのコンパクトな車内も、当然ながらすし詰めでした。
田舎暮らしの私にとっては、ホントに久し振りの満員電車。
しかも!ゆりかもめ、ゆっくりと、しかし、グルリと東京湾を回り込むルートを通るので、
けっこう揺れる揺れる!
たまらず、どこかにつかまろうと手を伸ばしたら、吊り革はみんなふさがって掴めない!
…しょうがないので、吊り革と吊り革の間の鉄棒部分に、
ヨイショッ!と掴まりました。爪先立ちで。
ほとんど懸垂状態で揺られてたよ…。


お台場の駅でマイミク:リルさんと待ち合わせして、
さあ、いよいよガンダムへ!
…その道のりも、これまた行列で、しかも行く手に見えるのは松林ばかりで、
なかなかガンダムが見えてこない。
ふと、先日ご夫婦で見に行かれたリルさんに、
「ここから、ちょっとだけ見えるんですよ。」
と教えて頂く。
…見ると、松原の中ほどから、ガンダムの頭がニョキッ!と生えている。
何だかシュールで爆笑!


松林を抜けると、広場のようなところに出まして、
ガンダムはそこに立っていました。

後ろから近付いて行ったのですが、そばに行くほど、
なかなか細部までアニメ版そっくりに作ってあって、
「よくぞ実物大モデルを実際に作ってくれたなあ。」
と、予想以上に感動!
1993年頃、浪人時代に立ち読みした『空想科学読本』によれば、
力学上、高さ18メートルもある二足歩行の人型ロボットは、実現不可能とされていて。
歩行や腕の動きが、重力下では不可能なのだとか。
…でもね、こうして設定通りの姿で、実際に作っちゃったわけだから。
もしかしたら、私が生きてるうちに、今度は、
ガンダムが宇宙ステーションの船外活動をする時代が来るかも知れない…と、ワクワクしましたよ。


ガンダムの股の間をくぐれるらしく、正面の方はホントに黒山の人だかりで、
さすがに私も、斜め前まで来ただけで胸いっぱい!

斜めの角度から、そびえ立つガンダムを撮って来ましたよ。
遠巻きに見てると、
「高さ18メートルって、思ったより小さいなあ…」
と思ったんですが、
足元まで来て仰ぎ見ると、人より遥かに大きい。
写真で見ると、ホントに人がアリのようでした。


広場には、ガンダム詣でに、夏休みの小学生を連れたおじいさんも、学生カップルもいましたが、
30〜40代夫婦がけっこう多かった気がします。
子どもさんを連れたご夫婦もかなりいらっしゃったんですが、
どうも息子さん以上に、お父さんが盛り上がっていたのが印象的!
感動しっぱなしで、立派なカメラで連写しまくるお父さん方。
…周りの少年たち以上に、目が輝いてたよ。