今日もうっかり。

その1。


彼の地元を車で移動中、路線バスが目の前に停まった。
…見ると『低床バス』と書いてある。


彼に声を掛ける私。
「ああ、最近増えて来たよね。こういう『低床・ノンストップバス』…」
すかさず彼から、
「そりゃ『ノンステップバス』だ!」
「そんな『新横浜から名古屋まで停まりません』みたいな路線バス、イヤだ!」
とツッコミが。
…さすが鉄道ファン、乗り物へのツッコミも的確だ。

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その2。


10月に地元にて、地元出身の作家:小川国夫氏の短編小説を舞台化する計画があり、
発起人の演出家:仲田恭子さんと打ち合わせ。


取り上げる作品を選ぶにあたり、最近短編集を読んでいる。
私から提言。
「あれ、良かったよ。
お母さんの遺体を囲んで、兄弟の様々な思惑を淡々と描いた作品。
…えーと、『動かなくなった母』!」


そこへ、熱心な小川国夫ファンでもある仲田さん、
小川作品のテイストそのままに、淡々とツッコミ。
「…『黙っているお袋』だね。」
タイトル、創作しちゃったよ…。