波動砲は出ませんが…

去る12月12日「宇宙戦艦ヤマト復活篇」が劇場公開されました。
私も観に行きましたよ。
実はこの映画、製作中にホントに紆余曲折あったそうで、
一時は公開出来なくなるかも?という事態にまで陥ったとか。


そんな苦難を乗り越えてきたという背景を考えると、
無事公開されただけでも「プロジェクトX」みたいな感慨があります。


…だからね、ストーリーとか登場人物の行動とかは、時々「…はて?」と首を傾げるところもあるんだけど、
ツッコミどころも、正直いっぱいあるんだけど、
何はともあれ復活出来て嬉しい!ということで、
お口にチャック!して見てました。


ツッコミどころ例:
(1)閑職に就いていた古代くんを呼び戻すためだけに、
「こんなこともあろうかと」
の一言で、沈んだはずのヤマトを秘密裏に復元させちゃった真田さん。


(2)復活したヤマトが発進するシーンで、
あのお馴染みの主題歌イントロで、観客が一気に盛り上がったところへ、
ささきいさおさんのテノールで「♪〜さらば〜」を期待していたら、アルフィの歌声だったこと。
しかも何だか甲高くて伴奏の重厚さと不釣り合いな感じがして、
観客一同思わずコケちゃった。
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「ヤマト復活篇」にはマイミク:リルさんのパートナーのTさんが参加してらっしゃいまして。
CGで描かれたヤマトを、カッコ良く見えるように修正するお仕事を担当されたそうです。


「ヤマトは主演女優だから」
と語るTさん。(船は女性名詞です)
女優さんは、どこから見てもいいというのではなく、必ず「こっちから撮って下さい」という角度がある。
そこでTさん、実際に海に船を見に行っては、船が一番美しく見える角度を研究したそうです。


…なるほど。納得。
実際、ヤマトのシルエット、凛としてました。
観ていて本編にいろいろとツッコミ入れたくなっても、
ヤマトが出て来ると、その存在感・質量感に一気に画面が引き締まって、
それまでのツッコミどころの数々が、どうでも良くなってしまって、
つい惚れ惚れと魅入ってしまうんですよ。
まさに主役でした。
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さて、公開に先立ち、いろんなヤマトグッズが販売されてました。
その一つが「ヤマトパンツ」

波動砲!」って書いてあります。ヤマトのシルエットも凛々しい!
…が、砲口の場所がいや〜ん。(赤面)


別バージョンを見掛けたので、モデルさんに着て頂きました。

これまたデザインがカッコ良い。
…だけど、マークが矢印みたいに、
「…ここです。」
って何かをさしてるみたいで、何だかいや〜ん。(さらに赤面)