冬季五輪を見る。

バンクーバーオリンピックを見ています。
職場で入所者と一緒に生中継を観戦し、夕食時に家族でダイジェストを観て。


雪が滅多に降らない静岡に生まれ、加えて寒がりで運動神経に不安があるため、
ウインタースポーツは、あまりやったことがない私ですが、
それでも放送の中でルール説明やゲームの見どころを解説してくれるので、
けっこう楽しんで観ています。


合間に紹介される選手のエピソードを見て、その苦難を乗り越えて来た軌跡に「グッ…」と来たり。


メダルには残念ながら届かなかったけれど、
「自分のベストを尽くせた!」
と、涙ながら胸を張る選手が、すっごくけなげでもらい泣きしたり。


地元の大声援を受けてスタートした選手が、不運にも転倒。スキー板も外れ、本人は試合を諦め棄権しようとしていた。
そこに会場全体からたくさんの暖かい拍手と声援が!
「最後まで滑って!」
「私たちがついてるよ!」
と言わんばかりの拍手に後押しされるように、
選手はスキー板をはめ直し、完走した。
…その暖かい声援に、ついつい感激して、泣けた。


日本人選手の健闘ぶりはもちろん、世界のトップ選手たちの熱戦を観ていると、
こちらも、ついつい興奮してしまいます。
…気がつけば、画面に釘付けになって、ひとりで実況!


スキー・ジャンプ・ノーマルヒル観ては、
「跳んだ!」
モーグル観ては、
「回った!」
フィギュア・ペア観ては、
「高い!」「揃ってる!」
…そこに弟のツッコミ。
「(舌打ちしながら、ボソッと)…うるさい。」
…しゅーん。


そりゃ、私も興奮して騒ぎ過ぎたけどさ。
ちょっと泣けたよ…。