ヘビー?

朝ご飯食べてたら、いきなり父からミッション指令が!
「玄関先にヘビのぬけがらがあるから、処分しといて。」
…ええッ?お父さんが見つけたんだから、その場で片付けてくれればいいじゃん!
「だってお前、そういうの触るの平気そうじゃん?俺はヤダけど。」
…何でよ?私だって、平気じゃないやい。
「そんなこと言ったってお前、前にヘビの死骸、うちまで引きずって持って来たことあるだろう!
お母さんに聞いたぞ。」
…そ、そんなの、小さい頃のことじゃないかあ!(恥)


そんなわけで、ミッションに向かいましたよ。
玄関先の軒下に、ぬけがら発見!

…せっかくなので、NHKダーウィンが来た!」のノリで、じっくり観察してみました。


ぬけがらは、全長80cmくらい。ひらべったくなったボディ部分は、幅2cmくらいで、やや細身な感じ。
手に取ってよく見ますと、表面は軽く手にくっつくような粘り気を帯びていて、
触った感触は、ストッキングのような弾力があります。
目の部分まで、カプセルのように、形がくっきり再現されてるのが面白い。


で、ぬけがらは、どこにも破れ目がないんですよ。
細いしっぽの先まで、キレイに形が残ってる。
口の部分だけが、パックリと大きく開いている。
…ということは、ヘビさんは、この口の部分からスルリと抜け出たことになります。
人間で言えば、全身タイツを、手も使わずに頭から脱いでみせたような芸当!すごい!


…という発見を父に語りましたら、
生き物ドキュメンタリー好きなだけあって、父は、かなり食いついて聞いてました。
「手もないのに、よくそんなにキレイに脱皮できるもんだなあ。」
と感心した様子。
私も、じっくり観察出来て、面白かったなあ…とホクホク。


…と、悦に入ってましたら、父からまたミッションが!
「じゃあ、次は、抜け出たヘビを捕まえてね。ヘビ女!」
そんな、人を妖怪にしないでくれい!
生卵とか、丸呑みしそうな名前だよ…。