中学校時代の思い出。

先日職場で、車イスの入所者をテーブルに誘導しようとして、何故かその脇のイスに足が絡まってコケた。
それを見て同僚:Kちゃんが駆け寄って来た。


余談だけど、彼女は小・中学校時代の後輩で、当時はよく一緒に遊んだ思い出が。
高校以来、久し振りに再会したけど、変わらない面影の向こうに、円熟した雰囲気が垣間見える。
今は看護師で二児の母。
入職してまだ数か月だけど、職場では「しっかり者だ」と、すっかり頼りになる存在になっている。
私が「うっかり者」のまま、あんまり変わらないうちに、彼女はいろいろと変わったんだなあ、成長していたんだなあ…
と、眩しくなったり。


さて、コケた私に、
「どうしました?どうしました?」
と駆け寄って来たKちゃん。
「どうしました?こないだも、そこ(の平らな床)で転びましたよね?(笑)」
…とっさに、
「そりゃあ、平らな道でも転べるのは、小さい頃からの特技だもの。」
と胸を張る私。
それを聞いてKちゃん、中学校時代の思い出を、いろいろと思い出したらしい。
「そういえば、テラダさん(私)、確かコサックダンス出来ましたよね!
私、教えてもらいに行った覚えあります。」
「そうそう!うちのクラスの入口まで、Kちゃん訪ねて来たよね!
『コサックダンスってどうやるんですか?教えて下さい。』って。
私もよく覚えてる!」
…どんな中学生だったんだ?私達。(笑)


当時、友達の間で雑誌:アニパロコミックスが流行ってて、藤田わかさんの「聖闘士星矢」のパロディマンガが人気あった。
作品中、シベリア育ちの白鳥座キグナス)の聖闘士:氷河は、クールで無口で感情表現が苦手という設定で、
その代わり、「ありがとう」とか「嬉しい」「すまないねえ」と言いたい時に、
何故かコサックダンスを踊るのだった。
…それにウケた私。
密かにコサックダンスを練習しては、休み時間に廊下でよく友達に披露していたなあ。
セーラー服姿でコサック…。
それを聞いて、習いに来たKちゃんでした。


「あれって瞬発力とバランスが必要で、やってみたけどなかなか出来なかったです。」
と、懐かしそうに、そのエピソードを話してくれたのが、何だか嬉しかったです。


写真は、春の母校。