画廊列車とコスモスガールとニセ・ガール

来たる10/17土、群馬県高崎市の上信電鉄にて、
「板橋克己展・恒河沙　走れ！画廊列車！」
が開催されます。

これは、上信電鉄の999ラッピング電車内にて、劇場版999の機関室をはじめとする、松本作品を飾るメカの設定画の数々や、新作の宇宙船イラスト多数を展示するもの。

板橋克己さんは、現在まで40年近く、松本零士先生のアシスタントを務めてらっしゃる方で、
貴重な設定画の数々をキレイに保管されており、年に数回個展「恒河沙（ごうがしゃ）」にて公開されています。

当日は9:57に高崎駅を出発して、途中富岡駅の引き込み線に停車し、
駅前広場で開催される地元のお祭りに乗り込んで、グッズ販売。
（このイベントのための特製グッズや板橋先生画集が、原価ギリギリの安さで販売されます！なんて太っ腹！）
さらにお祭り参加者たちも車両に入って作品を無料で見てってもらおう！という、
ゲリラ的な個展でもあります。

その後は一旦終着駅・下仁田まで行き、帰りは全線を一時間くらい掛けてゆっくり高崎まで戻ります。
もちろん、車内でのギャラリートークもあり！

お近くの方、松本メカの緻密なイラストを堪能されたい方は、ぜひぜひお越し下さいませ！

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さて、今回のイベントでは、ポスターや記念乗車券、新作グッズのステッカーなど随所に、
マスコットキャラ：コスモスガール・ルナちゃんが描かれています。

ルナちゃんのカワイイ衣装も、カッコいいメカカチューシャも、板橋先生デザインによるもの。

当日はマイミク：エメロードさん・リルさんが、ルナちゃんそっくりの衣装でコスモスガールズに扮して、
会場に華を添えます。
ミュージカル女優でもあるリルさんが、澄んだよく通る声でアナウンスを担当。
メーテル衣装さえも着こなせる、スラリと長身の美貌のコスプレイヤー・エメロードさんが、
アテンダントになって、電車の中の宇宙フライト気分を演出。
見どころは、板橋先生お手製のメカカチューシャ！
外観もステキなんですが、これ、スイッチを入れるとあちこち光ります。
「これはテレパシーアンテナで、装着すると、テレパシーで交信できる」
という設定なんだとか。

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「コスモスガール」誕生には、ちょっとしたエピソードがありまして。

今年の4月に東京都北区・王子で開催された個展で、ギャラリートークのアナウンスを依頼されたリルさんが、ブログで、
「当日は宇宙レディとして頑張ります！」
とコメント。
ギャラリートークでは、宇宙船で太陽系をクルーズするイメージのイラスト多数をご紹介することもあり、
おそらくリルさんご自身は、
『宇宙船のアテンダントになったつもりでアナウンスを』
という意図だったと思われます。

そこに、板橋さん応援コミュの方々や、ご主人：Ｔさん、私などから、
リクエスト（や、妄想）が相次ぎまして。
「衣装はぜひミニスカートで！」
「手袋やブーツは白？」
「アンテナがついたカチューシャ（つくば科学万博のコンパニオンが付けていたような物？）はどうだろう？」

・・・このアンテナカチューシャ案を聞いた板橋先生が、オリジナル・メカカチューシャを手作りして下さいまして、
イメージイラスト「宇宙ガール」も書き下ろし。
当日は、コスプレ美人のエメロードさんも、オリジナル衣装で宇宙ガールに扮し、カワイイ！と好評。

こうして、イメージから入った「宇宙レディ」は、瞬く間に「キャラクター化」「実写（？）化」し、
ついに今回のイベントではマスコットキャラクター「コスモスガール」に！

そうなると、リクエストやアイデアも加速してきまして。
「髪はアイスブルーのカラーウィッグにしようかな？」
「せっかくだから、キメポーズやキメ台詞もお願いします！」
「二人でテーマ曲歌えたらいいね」
「サイン練習しといてください」
・・・と、どんどんイメージがアイドル化してきまして。
ボランティアで扮してくださるお二人には、そうとうなムチャ振りだと思いますが、
当日に向けて構想がパワーアップ！していくのは、見ていてワクワクします。

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・・・でね。
コスモスガール構想の盛り上がりを見ているうちに、
「私もマネして宇宙ルックで参加したいな〜〜〜。」
という妄想が、ふつふつと沸いてきてね。
折りしも先日、幼馴染ココちゃんから、ハロウィンパーティーのお誘いを受けて、コスプレ願望が再燃したところでもあったので、
（似合うかどうかは別にして）思い切ってやっちゃおう！というテンションに。
・・・す〜〜〜ぐその気になっちゃう、私の悪いクセでございます。

まずは、ヤフーの画像検索で資料探し。
「宇宙ルック」ってなかなか見つからなかったんですが、ふと見つけたのがこの写真。