アタックするチャンス?

去る2011年6月18日、大阪・朝日放送制作の番組「パネルクイズ・アタック25」の静岡予選に行って来ました!


一か月あまり前、深夜に「水曜どうでしょう」を見ていたら、CMに当時病気療養中だった児玉清さんが現われて。
…「アタック25」の静岡県予選開催のお知らせでした。
すかさず、番組の携帯サイトから、予選への応募メールを出しました。
児玉さんがお元気になって番組に復帰されたら、ぜひぜひお会いしてみたかったから。
…直後児玉さんの訃報を聞き、それは叶わぬ夢となってしまいましたが。


そんないきさつもすっかり忘れていたある日、私宛に大阪からハガキが届きまして。
静岡県予選会のご案内通知でした!
応募者の中から抽選で選ばれたそうな。
これまで、NHKのど自慢に数回出場応募もするも、全てハガキ審査で落選してきた私にとっては、予選に参加出来るだけでも嬉しかったんですが、
そもそも応募したのは児玉さんに会いたかったからで、
亡くなった今となってはモチベーションが下がってて、ちょっと複雑な感じ。


余談ですが、うちの職場(高齢者福祉施設)では、日曜のお昼ともなると、
のど自慢(orなんでも鑑定団)→新婚さんいらっしゃい→アタック25
という流れで入所者みんなでテレビを見るのが定番になっていて、
NHKフリークの私も、同僚と一緒に見ては、思わず答えてしまい、
上司や同僚から出るのを盛んに勧められたことがありました。
当時は、
「私本番に舞い上がっちゃいそうだから」
「そもそもオセロ弱いし」
と固辞してましたが、まさか予選にアタックするチャンスが来るとは!


しかし!当日は夜勤明け!
眠い頭で闘うので予選通過は厳しそう。
しかもハガキには「筆記用具持参」とあるので、ペーパーテストでの審査らしい。寝ちゃいそう!
ところで、通知のハガキを先に父が見てしまい、
「TV?ダメダメ!あんた、ただでさえ奇をてらう質で目立つから!」
と、まさかの反対。
(のど自慢もダメらしい…)
コッソリ参加しなくては。


さて、予選当日。
…夜勤明けでヘロヘロです。
事故も急変もない平和な夜勤だったんですが、
9:00に上がってまったりしてからアンケートを書き忘れたのに気付き、職場を出たのが10:00過ぎ。
帰宅してちょっと寝るつもりが、片付けものをやってるうちに、うっかり寝るタイミングを逃し、
シャワーを急いで浴びて、そのまま行きました。…眠い…。


予選に参加したのは30〜40人くらい。
会場は静岡朝日テレビ
集合時間まで玄関ロビーで待機している時から、皆さん試験前のようにノートチェックしたりして緊張感が漂ってました!
…私は準備のしようがないので、観光気分で携帯で写真撮ってましたが。
(水谷豊さんのサインを見つけてホクホク!)


夜勤明けなので、幸い緊張しすぎず呑気に予選会場入りしまして。
予選の司会の大阪:朝日放送のディレクターさんの説明で、
「実はパネル一枚取るごとに1万円もらえ、パーフェクトだと50万円もらえる!」
と初めて知り、おおッ!と身を乗り出す始末。


最初に自己紹介シートが机の上に置かれてまして、
「出場機会を増やすためにも仕事や得意分野を具体的に書いて下さい」
というので、職場の雰囲気が伝わるように工夫して書いたり、
好きな歌やら、学生時代にやってたサークル活動やら趣味やらを書いた後に、
自己PR文を200字ほど書く欄がありまして。
ところが仕事を具体的に書いてるうちに時間が足りなくなって、30文字くらいで出さざるを得ず。(泣)
しかも、クイズ研究会出身や、クイズ番組出場経験者は優遇されるとかで、私初めての挑戦だし不利だなあ…とちょっと不安。
…それでも、筆記試験に通過したら、面接で話を聞いてくれるというし、
厄年だし初めてだから落ちて当たり前なので、なるべくリラックスするようにしてました。


参加者は30代から50代くらいが多くて、8割が男性。みんな雑学に強そうで真面目な感じ。
女性は真面目な感じよりも「TV出てみたい!」という好奇心が強そうな感じ。
男性がTシャツにジーンズの人が多かったのに対し、女性は皆さんおしゃれだったし。


で、予選は筆記テストで、30問を何と8分で回答するというものでした!
一問あたり15秒くらい。一般常識と時事問題が半分ずつ。
直後に採点が行われ、合格者だけがその後の面接を受けるとのことでした。
(とはいえ、二週間後に結果が郵送され、そこで落ちる人もいるし、
受かってもTV局から出演の打診が来なくて、出られない場合もあるんだそうです。)


そんで。かろうじて筆記試験通過しました。
芸能やら美容やらの問題は全くわからなかったんだけと、
鉄道問題が2問出て、うち一問わかったのでホクホク!
(問題の内容は「ネットで言わないでね!」と釘を刺されているので、オフ会でお会いした時にでも。)


筆記試験が終了した20分後、試験通過者発表。それ以外の人は、そこで退出。
次の面接に進んだのは、50代くらいの県立高校教員の男性と、30代くらいの税理事務所勤務の男性、そして30代介護職の私の3人。
参加者の大多数が男性だったことを考えると、男女比率を少なくしたい狙いがあるのかも?
…ひょっとして、女性有利?


面接では元気さとか個性を見るとかで、自己紹介シートを元に自分PRを30秒やりました。
私は認知症のお年寄りの介護の傍らレクを頑張っていることと、イベント撮影が趣味だとアピール。
夜勤明けで参加したことを伝えたらビックリされましたが。


一緒に面接に進んだ男性のやり取りを聞いていたら、
番組の定番企画の一つに、
「高校生VS高校教師」
というシリーズがあるらしい。
で、教員やってる参加者の中には、その企画へは参加を渋る場合があるらしい。
…「現役教師が高校生に負けたら恥ずかしい!」という思いがあるそうです。
逆に言えば、それさえ厭わなければ、教員枠は採用されやすいから、有利ですよねえ。


そんなわけで、気になる審査結果は7月上旬発表です。ドキドキ!