2011年も宇宙の旅。
去年の今頃、椎間板ヘルニアで休職を余儀なくされていた私。
肉体労働の仕事なので、腰を痛めては最悪の場合、職場復帰出来なくなるかも?との不安を抱えていた反面、
「何としても4月中に回復する!」
と、体力作りに気合いが入っておりました。
その原動力となったのが、昨年4月下旬に開催された、
「板橋克己展・恒河沙
2010年北とぴあの旅」
こちらのイベントのギャラリートークで、マイミク:リルさんが宇宙旅行のアテンダント役(宇宙ガール)をされるというので、
どうしても見に行きたくて。
しかも!リルさんブログでは、イベントに向けて、宇宙をイメージした衣装を準備してらっしゃる様子が楽しそうに描かれてまして、
しかも板橋克己先生(劇場版999やヤマト、宇宙皇子などでメカデザインを手掛けて来られた方)自ら、宇宙ガール専用アンテナを手作りされたとのことで、
これはぜひぜひ見てみたい!…と、ついつい興奮しまして。
そして当日、無事参加してきました。
バスケのコート並に広い会場にぐるりと飾られた宇宙旅行のイラストの数々に、
見ているうちにすっかり宇宙旅行をしてきた気分になりました。
リルさんの宇宙アナウンスも、期待通りステキでしたし、
ギャラリートークで初めて拝見した板橋先生の、穏やかで親しみやすいお人柄にホレボレしました。
(ちなみに当時のレポートはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/yazaki_ya/mobile?date=20100503§ion=p1
さて、その宇宙の旅、今年もパワーアップして今週末に開催されます。
私もスタッフとしてお手伝いさせて頂けることになりました。
今からドキドキ!
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第二回恒河沙in王子
2011年 北とぴあ 宇宙の旅
板橋克己展
●テーマは立体。
イラストの宇宙船が模型になって登場!
多数の宇宙船イラストと作者自ら製作した宇宙船の模型を展示。
アニメの設定画その他も展示。
●2011年4月23日(土)13:00〜16:00
4月24日(日)10:00〜16:00
●東京都北区王子・北とぴあ地下1階展示ホール(JR王子駅より徒歩5分)
●入場無料
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富岡発!宇宙旅行
去る2011年3月20日、群馬県富岡市にて開催された、
板橋克己展「恒河沙in富岡」に行って来ました!
富岡製糸場で有名な富岡市には、『生糸と絹織物の街』というイメージがあったんですが、
実はIHI(石川島播磨重工)の工場があり、H2Aロケットや、宇宙探査機はやぶさの、イトカワの微粒子を回収したカプセルが造られた街でもあります。
今回の展示は、はやぶさカプセルが誕生の地:富岡で凱旋展示されるのを記念して、
板橋先生の宇宙船イラストとIHIのロケットの模型を展示するというもの。
板橋先生には、去年の10月の「恒河沙in上信電鉄」の際に、富岡市長様直々にオファーがあったそうです!
計画停電やガソリン不足の影響で、交通アクセスがどうなるか直前まで心配だったんですが、
当日は朝からお天気に恵まれ、上信電鉄999号も上州富岡駅からの無料シャトルバスも運行してくれて、
スムーズに会場入り出来ました。
外出を見合わせる人が増えていたためか、999号はホントに空いていて、
去年の「恒河沙in上信電鉄」の時に展示された板橋先生の作品が、
はやぶさ展のポスターや、ハーロック・エメラルダスの天井画と並んで展示されているのを、
「まさに夢の競演!」
と、ホレボレ観ながらゆったり移動。
会場は小高い山の上にある富岡市立美術博物館。
はやぶさカプセル展は、今やどこでも大人気なので、
「他の会場での展示では2時間待ちとかで、立ち止まって見れないらしい。」
「ものすごく混雑しそうなので、身動きできないかも?」
との予想をしていたのですが、
今回は諸事情から、かなり空いていたので、立ち止まってじっくり見られただけでなく、
時間によっては、開発元のIHIのスタッフの人が、はやぶさチームジャンパー姿で、お客さんの質問に応えてくれました。
(あのカプセルは20キロもあるとか、カプセルの表面は強化プラスチックで覆われ、アルミでコーティングされているとか教えてもらいました。)
恒河沙の展示会場の趣向もステキでした!
会場の内側には、日本の宇宙開発の歴史がわかる模型の数々。
かの糸川博士が開発したペンシルロケットや、日本初の人工衛星、H2Aロケット、
そして、はやぶさカプセルのカットモデル、宇宙ステーションまでズラリと並びます!
さらに壁面をぐるりと飾るのは、板橋先生が描かれた「恒河沙シリーズ」。
未来の宇宙旅行をイメージした連作イラストの数々!
今回の特色は、新作のイラスト二点。
(エメロードさんいわく「トレーダー分岐点みたい!」「木星に遭遇した時の感動が伝わって来てカッコいい!」という名作です!)
そして、模型作品の数々!
板橋先生の描かれる宇宙船は、いずれも端正なデザインでステキですが、
それが模型として立体化すると、先生の作品のイメージがいろんな角度から楽しめて、より伝わって来る感じがして興奮しました!
模型は何と、先生自ら製作されているんですが、プラモデル普及以前の模型作品と同じく、平らな板を削って組み合わせて作られているんですが、
(先生いわく「寄せ木造り」)
細かいところまでホントに精巧に出来ていてビックリ!
エンジン部分はプラ板で作られているんですが、その緻密さは必見です!
しかも、その精巧な作品を、
「板で出来てますから、ほら、軽いでしょう?」
と、その場で近くにいた男の子に持たせてくれる先生のお人柄!
男の子もビックリするやら嬉しいやら。
女の子向けには、今回のイベント限定の「コスモスガール・ルナちゃん缶バッジ」が好評でした。
小さい女の子を見掛けては、板橋先生親衛隊:コスモスガールズのエメロードさん・リルさんがバッジを手渡しして、
女の子たちも喜んでました。
そして、先生のギャラリートークとサイン会も好評!
はやぶさカプセルを観に来たお客さんは家族みんなで観にいらした人たちが多いらしく、
小さいお子さんからお年寄りまで、ホントに幅広い年代がいらしたんですが、
サイン会では、ヤマトや999を見て育った、お父さんお母さん世代はもちろん、
おじいさんおばあさんも記念にパンフレットを買っては、先生にサインを頂いて、
ホントに嬉しそうに握手して帰って行かれました。
富岡の人たちの暖かさを感じました。
日本の宇宙開発の歴史と、はやぶさカプセル、そして遥か未来の夢の宇宙旅行が交差し合う、ステキなイベントでした!
楽しく和やかなイベントで、参加出来てホントに良かったです!
(追記:富岡市立美術博物館にて4月3日まで開催。
開館時間:9:30〜17:00。月曜休館。入場無料。
「はやぶさカプセル展」は3/21で終了しました。)
衣装製作その後。
コスプレについての近況。
最近はイベントに参加する機会がないので、着る方よりも作る方に意欲が向いております。
昨年末の松本零士先生のトークイベントに鉄郎コスプレで参加したあたりから、
実はメーテルや車掌さんの衣装を作ってみたくなって。
…というのも、イベントでご一緒したマイミク:エメロードさんが、ご自身の日記に、
群馬・上信電鉄999号クリスマス列車でのメーテルコスプレ姿をアップされてまして、
ものすごくお似合いだったんですよ!
『メーテルって本当にいたんだ!』
と、私なんか画像みてつい小躍りしちゃったほど。
エメロードさんは衣装を自作されたそうで、アニメのメーテルのイメージに近付くよう、細部まで丁寧に作ってらっしゃいました。
…それを拝見して、
『メーテル衣装作ってみたい!』
と闘志が沸いた私。
(余談ですが、ここで、
『私もメーテルコスプレしたい!』
と言うのは、さすがにキャラが違いすぎてファンに本気で怒られそうなので、
そこまでは望みませんでした。
そんな度胸はなかったです。)
とはいえ、せっかく作るのだから、
イベントでメーテルコスプレするのは憚られるにしても、あわよくばフォーマルドレスとして着られる仕様にしたいと思ってね。
オークションサイトで黒のファー付きフォーマルドレスとケープマントを見つけたので、いそいそと購入して、
年明けからケープマントの手直し。
腰まで隠れる丈を肘くらいまで詰めて、ファーを一度取り外し、前開き部分を半分まで縫い合わせてホックを付ける。
カットした布を使って胸元のリボンを作ったり、取り外したファーを一つ一つ縫い付けたり。
…と、アイディアは単純なんですが、何しろめちゃめちゃ不器用な私なので、
それだけの作業をするのに、丸二日掛かりました…。
…早速よそ行きに合わせて着ております。
着てみると、けっこう暖かくてホクホク!
…同世代から、
『違うッ!メーテルは違うッ!』
とのお叱りも受けそうですが。
【再録】劇場版・鉄郎への道!
(注:この日記は2010/12/03にミクシ版にアップした日記の再録です。)
先日、鉄郎コスプレをイソイソ作ってアップしましたら、
マイミク:リルさんのご主人:Tさんからステキな情報が!
何と、鉄郎が付けている亡き母の写真を入れたペンダント「スカラベ」が、商品化されているらしい!
しかも、製造販売元は、精巧な模型製作・販売で知られる会社:チームストライクさん。
チームストライクさんと一緒にお仕事されたTさんによると、在庫はわずかだがあるということなので、
いてもたってもいられず、問い合わせメールしてみましたら、販売して頂けるとのこと!
…早速発注しましたら、先ほど到着しました!
ドクロマークが印象的。
作品中では裏は映らなかった気がするので、このデザインはチームストライクさんのアレンジでしょうか?
(12/4註:改めて劇場版を見直したところ、一瞬ペンダントが舞い上がるシーンがあり、裏面が見えました。
…製品と同じく、白地のドクロマークが全面に描かれたデザインでした!
ちゃんと設定があったのね…。)
劇場版の鉄郎の初登場シーンは、
手配書のハーロック写真を見てポーズを真似る描写があり、
ハーロックまたは宇宙海賊に憧れているらしい。
なので、松本キャラの宇宙海賊といえば、ドクロですよね!イメージぴったり!
…さすがに「亡き母の写真」は入ってなかったか…。
とはいえ、アニメ画像を写真に撮って入れるとか、用意してみます。
…待てよ?
私が実写版鉄郎になりきってスカラベを身に付けるのだから、
「亡き母の写真」も実写の方がいいのかな?
フィギュアとか、コスプレ写真とか、探してみようかしら?
ステキなスカラベを入手出来て、すっかりテンション上がっちゃいました!
これ付けてイベント参加するのが楽しみです!
Tさん・リルさんご夫妻、そして快く応じて下さったチームストライク様に多謝!
この度は、本当にありがとうございました!
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さてさて。
せっかくなので、スカラベを付けて記念撮影!
…スカラベ、分かりにくいかも?
ついでに、試作中のマントを羽織ってみました。
射撃のため腕を開いたところ。
…ビルマの竪琴風になりました。(笑)
素材はハロウィン用の黒い魔女帽子。
それにマント用の茶色のフリース生地をかぶせて縫い付け、
先の尖った部分をカットしてソフト帽風に縫い合わせてみました。
ついでに、マントも手直し。
タートルネック風にして、襟元ゆったりにしてみたけど。
…こうして見ると、「鉄郎」というより「スナフキン」みたいだね。
さらに追記:
そして12/18イベント当日の様子。
鉄郎コスプレで松本零士先生にサインを頂く私。
…夢のようでした。