台風15号の影響。

台風15号上陸当日の職場の様子。


●仕事の行き帰りは、職場←→駐車場間は、ともに降られず無事。傘も持たずに職場入り。


●久し振りに日中に地元に上陸したので、上から横から叩き付けるような暴風雨を見て、
入所者と一緒に驚く!
…隣家の屋根に叩き付けられた雨しぶきが、暴風に吹き飛ばされる様子は、水煙のようでした。


●入浴介助のため、午前中はほとんど浴室に籠りっきり。
よって、ニュースや台風の被害がほとんどわからず。
昼休みに食堂のテレビでニュースを見て、台風が地元に上陸しそうであると知る。
…職場の裏山が土砂崩れ起こさないかと不安になる。
東海地震が今来たらヤダよねえ…」
と冗談混じりに同僚と話す。


●午後も入浴介助。
入浴予定者が少なめで、午前中に半数以上が済んでいたので、14時前に介助終了。
フロア担当のスタッフが少なめなので、入浴担当のスタッフ2人のうち一人がトイレ誘導の手伝いに入ることになり、
私は残って浴室の片付けをすることに。
…その前にトイレに行きたくなって、用を足し終わったところで、
突如停電になる!


●医療系の職場なので、しばらくは非常電源がついているので、真っ暗にはならないが、
停電がすぐに復旧できるのか?長引くのか?この場合何をしなければいけないのか?判断に迷う。
停電してもしばらくは水が使えたので、取り急ぎ浴槽を洗って非常用水を蓄えることに。
他のスタッフは、少しでも明るいところに入所者を集めようと、ホール内の窓寄りに全員を移動。
折しもトイレ誘導の時間だったため、真っ暗になったトイレで、懐中電灯の明かりを頼りに介助継続。
おやつ用の水分を用意した後で、早番が一人でホール内見守りを行なっていた。


●浴室の入口を開け、廊下の窓から差し込む薄明かりを頼りに掃除をしていた私。
浴槽に水が溜まる頃、ふと、
「飲料水は、誰か貯めておいてくれたんだろうか…?」
と気になった。
その直後に、今度は水が止まった!


●案の定、飲料水はストック出来ていなかった。
悪いことに、ちょうど人が分散している時間帯だったため、貯めに行けるスタッフがおらず、
断水に間に合わなかったのだった。
急遽クーリング用のホシザキの製氷機に残った氷を給水ピッチャーに移して飲料水としたそうだ。


●15時頃、夜勤のスタッフが来た。
聞くと、職場付近の信号は停電していたが、そこより南は電気が来ていたという。
…職場に着く前に、コンビニで飲料水を買って来てもらうように頼むべきかと迷う。


●事務スタッフから非常用にと、ロウソクを2本渡される。
でも、認知症専門棟なので、入所者がうっかり触って火傷や火事になってもいけないし、
スタッフルームにて使用することに。
…早速ロウソクの明かりを頼りに夜勤者への申し送りが行われたのだが、
薄暗い部屋でロウソク一本の周りでボソボソと話をする光景は、
何だか怪談やってるみたいだった…


●市街地方面は停電していないとのことで、事務方の上司が奔走!
キャンプ用ランタン型LEDライトを買って来て頂いた!
明るいし軽いし、熱くならないし、倒しても平気。単一電池4本で60時間もつらしい。
こりゃあ助かる!


●ホールに急遽ベッドをできるだけ集めることになり、スタッフみんなで手分けしてベッド移動。
トイレも暗いので、ホールにポータブルトイレをいくつも持ち込み、周りを仕切りで囲む。
私はホール見守りをしながら、間を持たせるために体操をやり歌を歌う。


●厨房では、水が使えない中、急遽夕食を水なしでも用意できるメニューに差し替えて準備してくれた。(缶詰系?)
エレベーターが使えないので、階段でお膳を運ぶ。
他の階のスタッフも協力して、手分けして運ばれ、
いつも17:30から始まる夕食を、前倒しして17時から始められた。


●早番も日勤も残って、夕食介助と片付け。
配膳したそばから夜勤者が内服薬介助。
夕食が早く済んだ人から手分けして臥床介助とオムツ交換。
手の空いた人は、他の階へ配膳の手伝いにも行っていた。


●私は再びホール見守り。入所者をなるべく一か所に集める。
食べた直後の人を臥床させると食べた物が逆流して嘔吐する恐れがあるので、
次々に介助に来るスタッフに、もう寝かせてもいい人と、まだ食事が終わったばかりの人を説明する。


●臥床介助終了。
先ほど届いたランタンを、どこに置けばホール全体が明るくなるか検討。
机や椅子の上に置くより、もっと高いところに置けば、周りを見渡せるのだが…
そこで上司より、
「点滴台を使えば?」
というアイディアを頂く。
…LEDのランタンを点滴台に吊して掲げると、
思いがけず明治時代のガス灯みたいで、何だかロマンチック!


●いつもはスタッフルームに詰めている夜勤者も、
今回は入所者とともにホールで見守りを行なうことになり、
経過記録をホールで書けるよう配置する。
この時18:30。
日勤のフロア担当も、日中バタバタして記録が書けなかったので、取り急ぎ記入。


●そんで。
停電は夜中に復旧予定との連絡が入る。
ようやく日勤者も帰れることになり、職場を出た時は19時。
あたりは停電で真っ暗で、人家の明かりも見えず、ひっそりと静まり返り、
何だか淋しい感じでした。
携帯も繋がらず、メールも受信しづらい状態。
学校が休校になったために幼い子を家に待たせている同僚もいて、
「不安がっているだろうから、早く帰ってあげたい」
と家路を急いでいました。


●職場から地元に向かってしばらく進み、ようやく人家の明かりが見えて来た時は、
何故か遭難したわけでもないのに、
「…助かった…」
と心の底から思いました。


●帰宅したら電気が煌々とついていて、
「ああ。電気って有難いなあ。」
と思った次第。
しかし、我が家では全く停電がなかったそうで、
山一つ越えただけなのに、このギャップはなんだい?と思ったりしましたが。

夏祭り。

去る2011年8月25日、うちの職場(高齢者福祉施設)の夏祭りが行われました。


うちの職場は入所者・利用者さんに少しでも季節感を味わって頂くために、
デイケア・一般棟・認知棟の各部署ごとに、ほぼ毎月、季節にちなんだ行事をやっているのですが、
その中でも最大のイベントが『夏祭り』です。


行事のほとんどは、いつもは各階ごとに分かれて開催されるんですが、
この日は階を超えて協力しあって作られ、日頃リハビリの機材が並ぶ訓練室には、お祭りの屋台を模した出店が登場!
入所者・利用者さんはご家族と一緒に参加され、
いつもは関係者やお見舞いに来た人以外は入れない施設が、当日は一般開放され、地域の皆さんにもご参加頂けるとあって、
会場は人でぎっしり!


さらに夏祭りは、毎年恒例のイベントではありますが、趣向が毎年変わるのが特色!
ある年は屋外の駐車場で夕方から開催され、最後は花火を打ち上げました。
今年は会場を屋内とし、玄関ロビーとリハビリ訓練室に、職員手作りの出店(駄菓子・的当て・ヨーヨー釣り・かき氷・ところてん)をしつらえました。
さらに、東海道藤枝宿ゆかりの老舗が建ち並ぶ『白子商店街』から数店が、100円セールで参加!
地元特産のシイタケを練り込んだ、藤枝が誇るB級グルメ『瀬戸谷コロッケ』も、その場で揚げたてを販売!
さらに、市内の福祉作業所も、手作りクッキーや布製品を売りに参加。
白子商店街とのタイアップ企画というのが注目され、当日は地元テレビ2局が取材に来てました。


オープニングは、志太・榛原地域で活動するグループ『七福神』による踊りを披露。
色とりどりの七福神の扮装をした皆さんが、扇を手に歌い踊ります。
七福神の皆さんは、続いて各階を回り、踊りを披露しては、入所者の皆さんと記念撮影をしたり、交流をされていました。
華やかな扮装や踊りを見て、入所者の皆さんも盛り上がっていました。


出店の方は、ご家族と一緒に見て回って頂くのですが、
白子商店街のブースで久し振りに服や雑貨、お菓子などを買い物できて、楽しまれたご様子。
職員の出店では、的当てに熱中され、かき氷やところてんを、懐かしそうに味わってらっしゃいました。
会場には随所に椅子や机を並べ、休憩スペースとしてご利用頂いたのですが、
そこかしこで、ご家族の皆さんに囲まれて、笑顔で語らう入所者さんが見られて、
この機会に、ご家族の団欒を楽しんで頂けているんだなあ…と思いました。


午後からは、夏祭りのメインイベント『のど自慢大会』。
デイケアの奥の方に特設ステージを設けて、各階から参加者を募り、
音楽療法の先生のキーボード生演奏に合わせて歌って頂くというもの。
デイケアの利用者の皆さんは「さすが!」と唸るくらいの名手揃いでしたが、
私のいる認知棟からは、入所者数人が浴衣で登場!
…この日のために、ご家族にお願いして、ご自宅から持って来て頂いたのでした。
さらに、付き添い役の職員:Mさんも茶娘に仮装!
岸壁の母』を歌った時は、入所者に息子さんの名前を呼んで頂く演出までこなし、会場内は大ウケでした!
そして、トリを飾ったのは、デイケア職員有志によるAKB48風パフォーマンス。
男子数人も含め、みんなでセーラー服を着て、『ヘビーローテーション』を踊っておりました!
会場は大いに盛り上がったのですが、曲の終盤で機材トラブルが発生!
音楽が突然途切れてしまった!
…スタッフがすかさず掛け直したんですが、曲の始めから再生されてしまったので、
AKB風な皆さんは、ほぼ2セット踊るハメになってしまいました!
…おかげで、踊りをもう一度見られて、会場はさらに盛り上がりましたが。


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余談ですが、夏祭りでの職員のドレスコードについて。
うちの職場では、毎年夏祭りには『お祭りの気分を盛り上げるために、それらしい雰囲気のある衣装で』と事前に通達されます。
施設の備品として、夏祭り用に買ったハッピを50着用意してあるのですが、多くは上司や、当日参加されるボランティアさんにお貸しするので、
職員はなるべく、自前で用意するように言われています。


その際、よく勧められるのは浴衣。
お祭りっぽいし清楚な感じで、入所者さんやご家族にも好評なので、受付担当の相談員さんやケアマネさんはほとんど浴衣を着て下さるのですが、
反面、お祭りと言っても、各階ではいつもと同じくトイレ介助やオムツ交換・食事介助が行われているわけで、
介護スタッフからは浴衣は「動きにくい!」「着付けが出来ないし…」と敬遠されがち。
そこで毎年、甚平も可か?という意見が上がるのですが、
浴衣を推奨している、夏祭り管轄の上司からは「女の子が甚平なんてかわいくない!却下!」と反対され、
結果いつもの制服のまま参加する職員もいるわけです。


ところが今年はひと味違う!
ハッピをなるべく多くボランティアさん用に確保するため、甚平でも可になっただけでなく、
お祭りっぽい衣装で事前に自己申告してあれば、甚平や浴衣以外でも可になったのです。


私の職場:認知棟では、最近焼津で流行っている『魚河岸シャツ』が急浮上し、一番人気に!


『魚河岸シャツ』というのは、漁師町:焼津で考案された、手拭いを素材にして作られたアロハ風のシャツ。
薄くて涼しいので、焼津ではクールビズの一環で、市役所職員も着用しているのだとか。
焼津発祥だけあって、海や波をモチーフにした柄が多いんですが、お祭りっぽい柄も多いです。
以前「噂のケンミンショー」で取り上げられて、知名度が急上昇しております。
…最初私は「ヤクザっぽく見えるので怖いなあ」と思い、敬遠していたんですが、
今回ホントにいろんな柄があって皆さんかわいく着こなしていて、だいぶ印象がかわりました。


さて。みんなが浴衣か魚河岸シャツを着るとなると、同じじゃあつまんないなあ…と思った私。
夏祭りの総責任者のウッチーさん(仮名)から、2か月も前から「当日は各階をビデオ撮影してほしい」と言われていたこともあり、
とにかく動きやすく着替えしやすい格好で、出来れば浴衣や魚河岸シャツよりもかわいいものを!
…と、あれこれ検討しまして。
申請の際は「浴衣ドレス」と書いたんですが、

ドレスを取り寄せて着てみたら、これではいかにも若作りし過ぎ!と冷汗が出ました。

浴衣ドレスのメーカーさんのサイトを見ましたら、袴姿のアレンジ例が掲載されてまして、いいなあ…と思ったところに、
オークションサイトで、はいからさん風メイド服発見!
「これだーーーッ!」
とばかりに発注!


とはいえ、着てみたら細部がアレンジされてて着物っぽくないので、
昔実際にはいからさんやってた入所者の皆さんの前で『なんちゃってはいからさん』をやるのは、かなりのひんしゅくかな〜?と思い、
資料として、『大正 女学生』で画像検索して、当時の衣装を見てみましたら、
着物はかすりが一般的だったらしい。
しかも、大きなリボンがトレードマークだったらしい。
…そこで、急遽古着のかすりの浴衣を取り寄せまして、作務衣風にリメイク。
さらに、ちりめん生地とレースを買ってきて、リボンを手作りしまして。

なかなかそれっぽく出来たなあ…とホクホク!
楽しかったです!


しかし、当日撮って頂いた写真やビデオを拝見しましたら、髪はバサバサだし顔のエラは丸見えだし、
カワイイとはかなり遠い路線…と、現実を知って愕然!

…私のは「コスプレ」と言うほどには洗練されてなくて、むしろ扮装を楽しむ「仮装」の方が近いんだなあ…と、つくづく実感。


仮装だと多少モチーフから離れても「●●の扮装の人ね」と見てもらえるけど、
コスプレサイトを拝見すると、衣装・小道具・メイク・ポーズまで再現して、なりきってないと『着ただけさん』と嫌悪されてしまうのだとか。
…ちょっと敷居が高い感じ。


さすがに「はいからさんコスプレやってます!」と言うのははばかられて、
扮装について聞かれる度についつい、「変装してます!」と言ってしまった私でした。

恒河沙in県立ぐんま天文台

去る2011年7月17日、
「板橋克己展・恒河沙in県立ぐんま天文台」を見に行ってきました!

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メカデザイナー:板橋克己さんは、松本零士さんの愛弟子。
松本作品を飾る宇宙船・海賊船・銀河鉄道など、数々のメカデザインを担当。
私が大好きな「銀河鉄道999・劇場版」のメーターぎっしりの機関室とか、アルカディア号とか、
『これぞ松本メカ!』というのは、実はほとんど板橋さんが描かれているのだそうです。


その板橋さんが、オリジナルデザインの宇宙船イラストを多数展示する個展を開催されていまして、
そのタイトルが「恒河沙」。
元は【ごうがしゃ】と言って、10の18乗を表す数詞(数の単位)であり、
本来は仏教用語で「ガンジス川の砂」を指す言葉。
(そのくらい、数え切れないくらいたくさんあるという意味)
一方、板橋さんは「恒河沙」という表記から、恒星の集まり・銀河を連想され、
【こうがしゃ】と読んでいらっしゃいます。

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これまで「恒河沙」は、ホームグラウンドの東京都北区・北とぴあでの大がかりな展示をはじめ、
群馬県上信電鉄の999号に絵を展示して、走る車内でギャラリートークをやったり、
群馬県富岡市美術館では、イラストを元に板橋さんご自身が手掛けた模型も併せて展示して、
はやぶさのカプセル(本物)やIHIの宇宙探査機模型との「夢の共演」を果たしたりと、
本物の宇宙につながっていきそうな、スケールの大きな展示になっていったのですが、
今回は天文台からオファーがあったそうです!すごい!


・・・私ね、天文台というのは、専門の研究者が星を見るための専用の施設だと思っていたから、
そこをギャラリーとして使わせてもらえるとは思いもよらなかったし、
しかも、板橋さんからお願いしたのではなく、公立の研究施設である天文台
がオファーをして下さるというのが、何より驚きまして!


宇宙船と、宇宙をのぞく天文台・・・まさにテーマはぴったりなんですが、
この企画が実現したことに、すごく興奮してました!
(後で伺いましたら、こちらの天文台のスタッフの皆さんは、
日頃から地元の団体の活動をこまめにチェックしてらっしゃって、
いろんな団体とコラボ企画をやっているのだそうです)

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当日は、朝から晴天!
朝9時頃地元駅を出て、普通列車を乗り継いで最寄り駅に着いたのは16:10頃。
(西焼津[東海道線]→小田原[湘南新宿ライン]→高崎[上越線]→沼田/5740円)
会場の天文台は、星を見やすいようにと、当然ながら人里離れた山奥の、しかも山頂にあります。
・・・遠いしバスも通ってないのでタクシーで。
沼田駅から30分くらい/4300円)
天文台関係者以外は、山頂から1キロ手前の駐車場までしか乗り入れできないとのこと。


そこから、強い日差しの中、くねくねした舗道を歩きます。
カーブと杉林に遮られ、先が見えないので、汗をぬぐいつつ、
天文台までの道が果てしなく感じられたり・・・。
・・・そして。ついに山頂!群馬の山々が眼下に見下ろせます!
突如目の前に芝生の野原が開けて、展望台のドームが姿を現したときは、
なぜか「・・・勝った・・・」と思いました。

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早速、建物へ!
ドキドキしながら入り口に向かうと、エメロードさんと息子さんにばったり再会!
エメロードさんは、娘さんの吹奏楽発表会の合間を縫っていらしたとのことで、お会い出来た時間は短かったのですが、
息子さんのリクエストでスタンプラリーに参加される傍ら、
歌手の長友じょうせいさんの呼び掛けで作られた、板橋先生がレーベルデザインを手掛ける「震災チャリティーアルバム」のPRをしてらっしゃいました。…さすがメカニスタの敏腕広報!
前回の「第2回・恒河沙in王子」のビデオをお渡し出来てホッとしました。


更に奥に進むと、天の川やアンドロメダ星雲の巨大な写真パネルが、
エントランスホールの2階まで吹き抜けの壁面いっぱいに引き延ばして展示されています!
その奥のベンチに、板橋先生発見!
静かに淡々と、しかし素早く、サイン色紙に次々とイラストを描き上げていっしゃいました!


傍らには、板橋ファンクラブ会長の風媒花さんと、
上信電鉄イベントでおなじみのデキを愛する最強の晴れ男Oさんと、上信999号のデザインをされたYさんが語らってらっしゃいました。


聞けば、急遽18:00からギャラリートークを開催することになったそうで、楽しみ楽しみ!
開催まで時間があるので、先に展示を拝見することに。

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1階のロビーから2階の資料展示コーナーまで、アンドロメダ星雲の写真パネルに向かい合うように、長いスロープがつづらおりにしつらえてあり、
展示はそのスロープの壁面に、ズラリと飾られていました!
…その数33枚。


作品は、地球上空にある宇宙空港を飛び立った宇宙船が、数々の宇宙船に遭遇しながら太陽系を巡り、最後は宇宙の果てを目指して時空を超えていく…という構成になっていて、
宇宙の果てに向かってスロープを上がりながら見ていく形になります。
ふと振り返ると、壁面いっぱいのアンドロメダ星雲写真!
展示の先には、天文台の資料展示スペースがあって、
大望遠鏡のレプリカや、美しい星雲・星座写真の数々を展示してあり、
さらにその上の階には天体望遠鏡があります。
まさに「夢の宇宙」から「本物の宇宙」へと繋がっていく感じ。


スロープに展示するため、通路の幅が1mくらいなので、
来場者の皆さんは、自然と、絵を至近距離で眺めながらスロープをゆっくり上がっていくことになります。
風媒花さんがリサーチしたところ、神奈川県から来たという30代くらいの男性2人組が、
立ち止まって、ちょっと不機嫌そうに、しかし熱心に、イラストに描かれたエネルギー噴出口あたりを指して語り合っていたとか。


連休の中日で晴天だったこともあり、夕方からは続々と小さいお子さんを連れたご家族が増え、
松本アニメを見て育った世代の男性はもちろん、その息子さんたちも興味持って見ていたのが印象的でした。


ある男の子は、どんどんスロープを上りながら、興奮したようにお母さんに振り返って、
「これすごいよ!アニメだよ、アニメ!」
とはしゃいでいました。
正確にはアニメ作品とは関係のない、板橋先生のオリジナルイラストなんだけど、
彼には、アニメになっている作品みたいに見えたのかも知れません。
もしかしたら、止め絵のイラストから、宇宙船が飛んでいくように動きを感じたのかも。
…男の子は今も昔も、宇宙船やメカが大好きなんだなあ。

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ギャラリートークまでの待機時間には、板橋先生御一行は控え室に。
私にも声を掛けて頂いたので、恐縮しつつ記録ビデオの撮影のため同行させて頂きました。


控え室は何と!事務所の奥にある天文台長室!
天文台のトップである博士のお部屋です。
天文台のトップは「台長」って言うんですね…。)


台長席には革張りの立派な椅子。応接用に立派なソファーがあって、さながら「校長室」という雰囲気。
棚に若田宇宙飛行士のサインが飾られていて、それをインドの神々の木彫り人形が囲んでいたのが印象強かったです。


Yさんからは、先生と風媒花さんに「だるま弁当」の差し入れ。さすが群馬名物!

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さて、休憩を終えて18:00からはギャラリートーク
集まったのは30〜40代の男性10人前後でしたが、
夕方からの天体観測に向けて、お子さん連れのご家族がドッと増えて来て、
ギャラリートークの間後ろをどんどん通過しながら、通りすがりに覗いていく人も多数。


風媒花さんによる板橋先生のご紹介に続いて、先生ご本人による作品解説が始まります。
淡々と絵のテーマや作品のポイントを説明しながら、
「気になったことがあったら、どんどん質問して下さい」
と、度々呼び掛ける板橋先生。
最初は、サクラのように私やOさんが質問する場面が多かったんですが、
他の参加者からも、次第に質問が増えていきました。
先にご紹介した神奈川県から来た2人組も参加されていて、先生に噴出口やエンジンについて、熱心に質問していました。

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ギャラリートークは一時間くらいで和やかに終了。
サイン会もやろうか?とのお話でしたが、時を同じくして天体観測会が始まり、先生御一行もそちらに参加。


19:00頃ではまだ空は明るく、星が見えないのでは?との声もあったのですが、
会場は既にかなりの行列で、待っているうちにだいぶ暗くなってきて、
星がキレイに観られました。


その後外に出てみました。
天文台前の芝生の広場は、涼しい風が通り過ぎて気持ち良く、
板橋先生から、
「涼しいぞナウ」
とのコメントが!
蛾やカナブンなどの虫も飛んでまして、風媒花さんからは、
「藪蚊ナウ」
とのコメント。


肉眼でも3つ4つ星が見られるようになって、御一行みんなで空を見上げて、
「あ!見つけた!」
と指さしたら、みんなそれぞれ違うところを指していて思わず笑ったり。


望遠鏡で見るのも楽しいですが、
「山の上で芝生に寝転んで、広く星空を眺めたら、それも楽しいだろうね…」
と風媒花さんもおっしゃっていました。


宇宙を身近に感じた、ステキなイベントでした!

【メイキング・後篇】キラキラ☆リトミック

(前回のあらすじ)
マイミク:CIELさんから、愛娘:みねばさま(仮名)の通う保育園のお楽しみ会のために、プロジェクターを貸してほしいと頼まれた私。
機材操作担当のアシスタントとして、当日参加することになり、
CIELさんと一緒に、会場をお借りしてリハーサルをさせて頂いた。
ところが、肝心のプロジェクターがぼんやりとしか映らないことが判明!
ほかにも機材トラブル連発で、リハーサルにならず!
・・・どうする?

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CIELさんにとっては、プロジェクターの不調が特にショックだったらしく、
「画像を出すことを前提にプログラムを組んでいたので、画像がスクリーンに映らないとなると、プログラムの変更もしなくてはならないかも?」
と、相当不安になったご様子。
・・・プロジェクター担当の私としては、
プロジェクターが映らないために、準備してきたことが全て出来なくなってしまったのが、
本当に申し訳なくて、いたたまれない感じ・・・。
ここは、何としても、もっともっと明るいプロジェクターを何とか調達して、
CIELさんの不安を解消して差し上げなければ!


そこで、
「旧式でもいいから、とにかく明るいプロジェクターを!」
と、急いでネットオークションで取り寄せました!
ぶっつけ本番では怖いので、保育園に無理をお願いして、再度リハーサル用に6月13日を空けて頂くことに。
その間、私も仕事の合間を縫って、プロジェクターで流す画像データを作成。


「タイトル画面」
→パソコンの「Word」の「ワードアート」を使って作成し、パソコン画面からデジカメで撮ったもの。


アンパンマン体操・振付ビデオ」
→歌詞字幕付き・キラキラ系画像効果を入れてみました。


アンパンマン体操 音源・キャラクター画像つき」
→家にあったアンパンマンのパズルを写真に撮り、その画像のBGMに「アンパンマン体操」の曲を合わせたビデオを作成。


「CIELさん自作曲『ママ大好き』歌詞スライド」
→過去に撮ったビデオの中から、「お母さんに甘えてる子ども」という映像を画像データ化。
パソコンの「Word」の「ワードアート」を使って、画像に歌詞をのせたデータを作成。
それをパソコン画面からデジカメで撮ったもの。
デジカメをプロジェクターにつないで、曲に合わせてスライドショー風に再生します。

・・・手法は、ハイテクの対極というか、ものすごくローテクだけど。

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そんなこんなで、リハーサル・リベンジ!
懸案のプロジェクターも、今度は、暗幕を閉めない状態でもハッキリ映って、
CIELさんも私も一安心。
それさえクリアすれば、あとは予定通りにサクサク進みます。
スピーカーアンプへの音声入力が一か所しかないので、キーボードとDVDプレーヤーを交互につないで、その都度出力レベルを調整したり、
プロジェクターの映像入力を、DVDとデジカメに交互に切り替えるタイミングを確認しながら、
段取りを間違えないように、セットリストにメモしていきます。


私が「バーナム」の画像を出し、CIELさんが演奏します。
やりながら、
『ここは、やったことがない子にもやりやすいように、
私が前に立って実演したほうがいいかも?』
と思いつき、CIELさんに提案。
CIELさんも、
「実は私も、MCは苦手で・・・」
とおっしゃるので、
「バーナム」と「音当てクイズ」では、実演とMCも兼ねることに。


・・・すると。
当初はプロジェクター担当ということで、
「裏方だからADみたいな感じ?服装は黒いTシャツとズボンでいいかな?」
と思っていたんですが、
実演やるとなると、それでは地味すぎ。
CIELさんは、ご自身の大好きな、
「ファイナル・ファンタジー?-2」のヒロイン:ユウナ(写真右)の衣装で参加されるとのこと。


ここは私も「歌のお姉さん」みたいな衣装を用意したほうがいいのか?
・・・準備はまだまだつづくのでした。


(つづく)

【メイキング・前篇】キラキラ☆リトミック

(前回のあらすじ)
マイミク:CIELさんが、愛娘:みねばさま(仮名)の通う保育園で、リトミックを使ったお楽しみ会を開くことになり、
プロジェクターを使用したいと探していたので、私のをお貸しすることになった。
CIELさんは操作は未経験とのことで、しかも終始演奏&ダンス実演とお忙しいようなので、
私も、プロジェクター操作担当として、当日アシスタント参加することになった。

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リトミックを使ったお楽しみ会」(仮名)の開催が決まった直後、
早速CIELさんから資料が届きました!


こちらがタイムスケジュール表。

・・・さすが、エレクトーンのコンクールや、ライブ活動をされていたので、
セットリストにも「音響」「映像」の欄があります。




「音当てクイズ」に使う図。

ホールに縦にロープを張り、二つの音を聴き比べた上で出題し、
正しいと思う方に移動してもらうというもの。


・・・残念ながら、これまでリトミックの経験がない私には、
どんな感じでやるのか、資料を拝見した時点では、いまいちイメージがつかめず。


一方、CIELさんも、日頃扱い慣れているエレクトーンが持込みできず、
(精密機械で高価なため、自分で運ぶとなると故障の恐れが強く、
業者等に搬入を頼むと数十万単位の費用が掛かるそうです!)
保育園のキーボードとマイク、スピーカーアンプをお借りすることになりましたが、
「リハーサルが多分できないので、ぶっつけ本番になると思うけど、大丈夫かなあ?」
と不安を感じていらっしゃいました。

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改めて電話でお話を伺いました。
会場もライブハウスよりは広いし、機材を使ったイベントは初めてだから、
事前に音響チェックや、機材を使ったリハーサルをやらないと不安・・・とのこと。


しかも、
「自作曲を披露したいので、やり方は分からないけれど、歌詞を字幕でスクリーンに映したい」
とのご要望が。
そこで、私なりに「か〜な〜り」アナログな手法で、字幕スライドを作ることに。
さらに、「アンパンマン体操」のコーナーでは、
CIELさんご自身が踊り方を実演する「振付ビデオ」を撮り、私が字幕を作ることになりました!


・・・そうすると、機材のトラブルやアクシデントを少なく抑えるためだけでなく、
イベントや映像について、私のイメージとCIELさんのイメージのズレを少なくするためにも、
事前に会場を使って、機材を全て使った当日と同じ流れでのリハーサルが必要!という話になりまして。
CIELさんから保育園側にお願いして、どうにか5月26日にリハーサル用にスケジュールを抑えて頂きました。

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さて、リハーサル当日。
朝早くからトランクにプロジェクターやらパソコンやらケーブルやら詰め込んで、
電車を乗り継いで、会場の最寄駅までCIELさんにお迎えに来て頂いて。
まずはプロジェクターを試したい!とのことで、いそいそとプロジェクターをつなぐ私。
画像のサンプル用にと、以前ミクシ動画でアップした、
みねばさまの発表会映像(歌詞字幕付き)を流します。


・・・ところが!
プロジェクターの光が思いのほか暗くて、画像が全然見えない!
しかも、お遊戯室の暗幕が一枚紛失していて、会場がどうしても明るくなってしまう!
(保育士さんに相談しましたら、お忙しい中、急きょ保育園にある黒い布で暗幕を作って下さっていました!
しかも手縫いで!・・・ありがたいやら、申し訳ないやら・・・)
お借りしたキーボードとワイヤレスマイクが、どうしても相性が悪く、ハウリング多発!
キーボードは、どういうわけか、曲を弾き始めると勝手にリズム伴奏が付く機能が発動して、
ゆったりした泣けるバラードに、突如、陽気な伴奏がかかってしまう!
それを止めようにも、保育士さんたちは日頃ピアノや肉声を使っているので、
機材トラブルの解決の仕方を誰も知らないし、取説もないことが発覚!


予想以上のアクシデント連発に、
「・・・これでは、リハーサルが出来ないね・・・」
と、すっかり落胆する私たち。
・・・この日は、アンパンマン体操の振付の撮影と、音響チェックで終了になりました。


(つづく)

【企画誕生篇】キラキラ☆リトミック

去る2011年6月23日、マイミク:CIELさんのお手伝いで、
保育園のお楽しみ会のリトミック教室に参加してきました。


今回の企画が決まったのは、今年の3月末のこと。
CIELさんが、娘さん:みねばさま(仮名)が通う保育園の保護者会役員になりました。
毎年保護者会ではイベントを誘致しているのですが、公立の保育園なので「出来るだけ低予算で!」との条件付き。
そこで、CIELさんから、自前でリトミックを使ったイベントをやってみようかとの提案が出され、
保育園側も喜んで合意。開催が決まりました。


リトミック」とは、メロディやリズムに合わせて体を動かす身体表現。
私は今回が初体験!
CIELさんは音楽教室の先生なので、日頃から生徒さんにレッスンの一環で、マンツーマンでリトミックを教えていらっしゃるそうですが、
大人数相手に教えるのは初めてとのこと。

保育園のお遊戯室(小さめの体育館兼イベントホール)を会場にお借りできることになり、
「出来れば、プロジェクターを使ってスクリーンに絵や図を映したい」
ということで、プロジェクターを持っている私にお話が来たのでした。
(以前私は、自分の撮った映像を、職場の行事で流すことができないか?と思い、
ネットオークションで中古のプロジェクターを買ったのでした)


お話を頂いた当初は、プロジェクター貸出しの依頼かと思ったのですが、
後日電話でお話を伺ったところ、
CIELさんご自身はプロジェクターの操作に慣れていらっしゃらないこと、
さらに、プログラムのほとんどを、CIELさんご自身の演奏とダンスの実演が占めるとのこと。
・・・それらをいっぺんにやるのは、なんだかとっても大変そう・・・
これは、機材をお貸しするだけでなくて、
プロジェクターの操作も、当日アシスタントとしてお手伝いしたほうがいいかも?と思い、
私も参加させて頂くことになりました。

アタックするチャンス?

去る2011年6月18日、大阪・朝日放送制作の番組「パネルクイズ・アタック25」の静岡予選に行って来ました!


一か月あまり前、深夜に「水曜どうでしょう」を見ていたら、CMに当時病気療養中だった児玉清さんが現われて。
…「アタック25」の静岡県予選開催のお知らせでした。
すかさず、番組の携帯サイトから、予選への応募メールを出しました。
児玉さんがお元気になって番組に復帰されたら、ぜひぜひお会いしてみたかったから。
…直後児玉さんの訃報を聞き、それは叶わぬ夢となってしまいましたが。


そんないきさつもすっかり忘れていたある日、私宛に大阪からハガキが届きまして。
静岡県予選会のご案内通知でした!
応募者の中から抽選で選ばれたそうな。
これまで、NHKのど自慢に数回出場応募もするも、全てハガキ審査で落選してきた私にとっては、予選に参加出来るだけでも嬉しかったんですが、
そもそも応募したのは児玉さんに会いたかったからで、
亡くなった今となってはモチベーションが下がってて、ちょっと複雑な感じ。


余談ですが、うちの職場(高齢者福祉施設)では、日曜のお昼ともなると、
のど自慢(orなんでも鑑定団)→新婚さんいらっしゃい→アタック25
という流れで入所者みんなでテレビを見るのが定番になっていて、
NHKフリークの私も、同僚と一緒に見ては、思わず答えてしまい、
上司や同僚から出るのを盛んに勧められたことがありました。
当時は、
「私本番に舞い上がっちゃいそうだから」
「そもそもオセロ弱いし」
と固辞してましたが、まさか予選にアタックするチャンスが来るとは!


しかし!当日は夜勤明け!
眠い頭で闘うので予選通過は厳しそう。
しかもハガキには「筆記用具持参」とあるので、ペーパーテストでの審査らしい。寝ちゃいそう!
ところで、通知のハガキを先に父が見てしまい、
「TV?ダメダメ!あんた、ただでさえ奇をてらう質で目立つから!」
と、まさかの反対。
(のど自慢もダメらしい…)
コッソリ参加しなくては。


さて、予選当日。
…夜勤明けでヘロヘロです。
事故も急変もない平和な夜勤だったんですが、
9:00に上がってまったりしてからアンケートを書き忘れたのに気付き、職場を出たのが10:00過ぎ。
帰宅してちょっと寝るつもりが、片付けものをやってるうちに、うっかり寝るタイミングを逃し、
シャワーを急いで浴びて、そのまま行きました。…眠い…。


予選に参加したのは30〜40人くらい。
会場は静岡朝日テレビ
集合時間まで玄関ロビーで待機している時から、皆さん試験前のようにノートチェックしたりして緊張感が漂ってました!
…私は準備のしようがないので、観光気分で携帯で写真撮ってましたが。
(水谷豊さんのサインを見つけてホクホク!)


夜勤明けなので、幸い緊張しすぎず呑気に予選会場入りしまして。
予選の司会の大阪:朝日放送のディレクターさんの説明で、
「実はパネル一枚取るごとに1万円もらえ、パーフェクトだと50万円もらえる!」
と初めて知り、おおッ!と身を乗り出す始末。


最初に自己紹介シートが机の上に置かれてまして、
「出場機会を増やすためにも仕事や得意分野を具体的に書いて下さい」
というので、職場の雰囲気が伝わるように工夫して書いたり、
好きな歌やら、学生時代にやってたサークル活動やら趣味やらを書いた後に、
自己PR文を200字ほど書く欄がありまして。
ところが仕事を具体的に書いてるうちに時間が足りなくなって、30文字くらいで出さざるを得ず。(泣)
しかも、クイズ研究会出身や、クイズ番組出場経験者は優遇されるとかで、私初めての挑戦だし不利だなあ…とちょっと不安。
…それでも、筆記試験に通過したら、面接で話を聞いてくれるというし、
厄年だし初めてだから落ちて当たり前なので、なるべくリラックスするようにしてました。


参加者は30代から50代くらいが多くて、8割が男性。みんな雑学に強そうで真面目な感じ。
女性は真面目な感じよりも「TV出てみたい!」という好奇心が強そうな感じ。
男性がTシャツにジーンズの人が多かったのに対し、女性は皆さんおしゃれだったし。


で、予選は筆記テストで、30問を何と8分で回答するというものでした!
一問あたり15秒くらい。一般常識と時事問題が半分ずつ。
直後に採点が行われ、合格者だけがその後の面接を受けるとのことでした。
(とはいえ、二週間後に結果が郵送され、そこで落ちる人もいるし、
受かってもTV局から出演の打診が来なくて、出られない場合もあるんだそうです。)


そんで。かろうじて筆記試験通過しました。
芸能やら美容やらの問題は全くわからなかったんだけと、
鉄道問題が2問出て、うち一問わかったのでホクホク!
(問題の内容は「ネットで言わないでね!」と釘を刺されているので、オフ会でお会いした時にでも。)


筆記試験が終了した20分後、試験通過者発表。それ以外の人は、そこで退出。
次の面接に進んだのは、50代くらいの県立高校教員の男性と、30代くらいの税理事務所勤務の男性、そして30代介護職の私の3人。
参加者の大多数が男性だったことを考えると、男女比率を少なくしたい狙いがあるのかも?
…ひょっとして、女性有利?


面接では元気さとか個性を見るとかで、自己紹介シートを元に自分PRを30秒やりました。
私は認知症のお年寄りの介護の傍らレクを頑張っていることと、イベント撮影が趣味だとアピール。
夜勤明けで参加したことを伝えたらビックリされましたが。


一緒に面接に進んだ男性のやり取りを聞いていたら、
番組の定番企画の一つに、
「高校生VS高校教師」
というシリーズがあるらしい。
で、教員やってる参加者の中には、その企画へは参加を渋る場合があるらしい。
…「現役教師が高校生に負けたら恥ずかしい!」という思いがあるそうです。
逆に言えば、それさえ厭わなければ、教員枠は採用されやすいから、有利ですよねえ。


そんなわけで、気になる審査結果は7月上旬発表です。ドキドキ!